食べ歩き大好きなアラフォー女子の秘書です。
上高地へのトレッキングにて、河童橋から明神橋までの道のりの中、明神橋手前の明神池のほとりにある【嘉門次小屋】さんに立ち寄りました。
もともと上高地にてお昼ご飯を食べる予定でしたので、下調べの段階でここは寄ったほうがよさそうだなとピックアップしていた場所。
どこのサイトを見ても「嘉門次小屋のイワナは食べたほうがいい!」と口コミの評価が高かったのでイワナだけでも、と思ってましたがどうやら定食がある様子でした。
嘉門次小屋とは・・
上條嘉門次が1880年に建てた山小屋です。
嘉門次はウオルター・ウエストン氏の山案内をした事により山岳ガイドとして名を馳せました。
ウエストン氏が日本の山を世界に紹介された著書「極東の遊歩道」・「日本アルプスの登山と探検」には嘉門次の事も書かれています。
ウエストン氏は日本山岳会の設立に寄与されましたのでレリーフがバスターミナルの対岸にあり毎年6月にはウエストン祭が行われます。
小屋の囲炉裏にウエストン氏から「長い友情の記念に」と贈られたピッケルを嘉門次が愛用した猟銃と共に展示しています。
当主は4代目で嘉門次の曾孫に当たります。
えーーーーっ、曾孫さんなの!?
誰だったんだろう!!!すごい!!!ちゃんと確認とればよかった!!!!!
ひいおじいさんの意思をちゃんとつないでるってなんか感動・・!
席
明神池から流れる沢沿いにある嘉門次小屋。
看板が見えたと思ったら外にテーブルがたくさん。
これはいいですね~~
ちょうど雨がやんでいたので良かったです!
このテーブルの下が沢になっており、沢と緑の自然を感じながらご飯を食べられます。
上高地を最大限に楽しみながら食べられますね~~
もちろん室内もあります。
奥に席が見えますね。
こちらが室内席。
私たちも最初は外テーブルに席をとりましたが、奥に囲炉裏のある小屋を発見。
なんじゃこりゃぁ~~~!!!!!
この雰囲気、たまらなくないですか!?
ここで食べられるんですか?と聞くと普通に食事席ですよ、とのことでした。
ここに決まり~~!!
ちょうど席も空いていたので座れました。
私たちは机がありましたが、囲炉裏の周りで飲んでもかまわないようでした。
地元の常連のおっさんたち!?と思うほど雰囲気になじみながら囲炉裏をかこんでお酒を飲んでるおじ様たち・・渋すぎww
メニュー
先に席を決めたら次に食券を買います。
メニューはこちら。
イワナがメイン。あとはそばも。
ここはやっぱりイワナの塩焼き定食。そして気になった骨酒。
高いっ・・・!!!
しかし、ここで頼まずしていつ頼む。
いわな
小屋の目の前のイケスにたくさんイワナがいました。
つーか、、水が綺麗すぎる!!!!
おおおお~~~いっぱい!!!!
お兄さんがどんどんしめていきます。
そして囲炉裏へ。
たまらんです。もう雰囲気が美味しそうすぎるでしょ。
イワナの骨酒
先にやってきたのは骨酒。
素焼きにされたイワナが2合のお酒の中に入ってます。
2、3分待ってから飲んでくださいとの事でした。
イワナ味がお酒に染みてどんどん美味しくなるのです。
我慢できなくてちょっと飲んだら店員のおじさんに「もうちょっと!」と言われちゃいましたww
イワナの味が染みて・・・こりゃうまい!!!!!!
これはお酒が進みます・・・継ぎ足せばいいしね。
飲み終わったイワナ↓
このイワナはただ素焼きにしてるだけなので硬くて食べても美味しくなかったです・・・
イワナの塩焼き定食
目の前で焼きあがった岩魚の定食。
イワナとご飯、味噌汁、漬物、小鉢となんともシンプル。
イワナは塩気がちょっぴり強めでかりっと焼きあがっていてとーーっても美味しい!!!!
最高!!!!!
残念だったところ。
雰囲気も味も申し分なかったのですが、唯一残念だったのが・・・
ハエ!!!!!!!
とにかくハエが多かった!
外はぜんぜんいないんだけど、この囲炉裏小屋の中にものすごく大量発生してて、気にしてたら食べられないです。
虫が苦手な女子は絶対に囲炉裏小屋の中で食べることを勧めません。
ハエの存在を気にしたら負けだなと思いました・・・
かばんに何十匹とまっていたか・・
食事によってくるのはほんと勘弁、と思いずっと手で払いながら食べてました。
落ち着かん!!!!
まとめ
私、実は川魚は全般的に大好きで目がないのですが・・・
嘉門次小屋のイワナ、最高に美味しかった!!!!
なにより雰囲気最高!!
ハエは多かったですが、それに負けない魅力です!
上高地に行った際はぜひオススメします!!!
もちろん囲炉裏小屋で!
沢の反対側から見た囲炉裏小屋。
情緒あって風流です。
店舗情報
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