五島列島の一番大きな島、福江島のシンボル的教会
堂崎教会に行ってきました!
堂崎教会までの乗り物別行き方攻略はこちらから参照ください。
堂崎教会ってなに?
堂崎教会とは
禁教令が解かれたあと、五島キリシタン復興の任を帯びて、フランス人宣教師フレノー、マルマン両神父が五島を訪れ布教にあたり、1879年にマルマン神父によって、五島における最初の天主堂(木造)が建てられました。
その後着任した、ペルー神父によって1908年に、現在のレンガ造りの教会堂が完成しました。建築の際には資材の一部がイタリアから運ばれ、内部は木造で色ガラス窓、コーモリ天井などの教会堂建築となっています。
現在は、弾圧の歴史や資料を展示する資料館として、一般公開されています。
1974年に、県の有形文化財(建造物)の指定を受けました。ながさき旅ネットより
明治になってから禁教が解かれ、五島に初めてできた天主堂だった、というわけですね。
この教会は 日本二十六聖人の一人で五島出身の聖ヨハネ五島を記念して、「日本二十六聖殉教者」を保護の聖人として建てられているそうです。
お骨も安置されています。
「日本二十六聖殉教者」、漫画で見ましたね!
堂崎天主堂を中心に、五島ではキリシタンのカトリック復帰者が増えました。
レンガ造りでかわいい!!!ドラクエにでてくる教会みたい!!!
場所はこんな感じです
赤字が世界遺産、それ以外は青字で書いてます。
入り口
海沿いに歩くのですが、海がきれい!
澄んでます!
砂が白くないのでわかりにくいですが。とてもきれい!
少し歩くとすぐにレンガの建物が見えてきました。
正面ではなく教会の裏側が入り口になっています。
料金
大人一人300円です
今回はコロナ禍で入ることができず。残念過ぎる。
現在は教会としてではなく、堂崎天主堂キリシタン資料館として運営しています。これが世界遺産にならなかった理由。
現在も教会として使用されていたら、間違いなく世界遺産になっていたでしょう。
神父様の銅像
教会と向き合うかたちで立っているのは、この地に最初に聖堂を建てたマルマン神父と、のちに現在の赤レンガの教会を建てたペルー神父の銅像。
ご両名とも子供を抱えてますね。
ヨハネ五島
五島出身の日本二十六聖殉教者のひとり。彼の銅像もありました。
彼の遺骨も堂崎天主堂に埋葬されています。
出身地が五島、名前が洗礼名って、、彼の本名はいったいなんなのか。
しかし19歳で磔なんて、、むごい。
アルメイダの宣教
こちらのレリーフの左側に立っている人物が宣教師アルメイダさん。
中央が五島領主です。
領主達に教えを説いてるシーンなのかしら。
教会
ここから写真を撮るのが精いっぱい・・
こんな海のそばにあります
堂崎民族資料館
堂崎教会の奥に、古い建物がありました。
周辺は草に覆われ、こんなところに空き家の古民家かしら、でもその割にきれいだわ・・と思って近づいてみると・・
民族資料館とな!?
しかし誰もいない!
観光客はおろか、スタッフさえも。
そーっとドアに触れると、開きました!!!
これは入っていいということでしょうか!?
集会場のようですが、中にはずらーーーっと展示物がありました。
こ、これは、、
これをこんな倉庫のように置いておくのはもったいないのでは。
なんの説明書きもなく、ただただいろんなものが並んでいました。
無料で拝観できるようですが、維持管理の為100円の寄付をお願いしますとあるので、一人100円を寄付してきました。
マドレーヌ
堂崎天主堂の入り口前にこんな自販機が
ん?んん???
マドレーヌとな???
ジュースに交じってマドレーヌが販売されてるの、わかりますか?
マドレーヌだけじゃなくてクッキーやフィナンシェなども。
こ、これは気になる。笑
一個購入。
2時間常温にさらしてから食べてくださいとの注意書き。
2時間後食べました。
うん、普通のマドレーヌでした。
これはマドレーヌの作戦勝ちだな・・
まとめ、感想
入れなくて残念だった!!!
ガイドをつけて回るのが好きな私にとっては説明不足だし不完全燃焼・・
本やガイドブックで事前学習したものの、やはり現地で現地の人の声を聴きたいなぁと思ったり。
教会自体はすごくかわいくてレトロで、そのセンスが明治時代の建物とは思えなかった。
もうちょっと歴史を深堀したかったな~。
こんな田舎の海辺にこんなかわいい教会がちょこんと・・
不思議です。
スタンプゲット。
施設情報
堂崎教会
住所 | 〒853-0053 長崎県五島市奥浦町堂崎2019 |
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教会データ | 【建物】レンガ造平屋256㎡ 【竣工】1908年 【設計】ペルー神父 |
文化財 | 県指定有形文化財 |
内覧時間 | 11月11日~3月20日 9時~16時 3月21日~10月10日 9時~17時(夏休み期間は18時まで) |
休日 | 12月30日~1月3日 |
拝観料・入館料 | 大人300(250)円、中高生150(100)円、小学生100(50)円〔( )内は20名以上の団体料金〕 【障害者割引】 大人150円、中高生100円、小人50円(※障害者手帳の提示が必要) |
堂崎民族資料館
住所 | 〒853-0053 長崎県五島市奥浦町堂崎2019 |
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営業時間 | 9時~17時(11月11日~3月20日は~16時) 休業:12月30日~1月2日 |