以前の出雲大社の古事記の記事はこちらから。
出雲の古事記編から読むとさらに楽しいのでぜひ読んでください♪
伊勢神宮の神様はあのお方
まず初めに。伊勢神宮の神様は天照大神。
そう。出雲大社の古事記にもでてきました。
3人兄弟の一番しっかりものの太陽の子。
天照大神は皇室の御先祖様でもあります。
天孫降臨
オオクニノヌシが治めていた日本を国譲りによって譲り受けた高天原(天界)のアマテラス。実際に統治させるためにアマテラスの孫のニニギを送り込むことになりました。
ニニギはアマテラスの長男オシホホミの息子。
国譲りの時に最初に日本を治めろとアマテラスに言われたが天界から降りるのが怖かった甘えん坊の長男です。https://www.kaeru-company.com/izumo-kojiki/#outline__4
ニニギ一行が地上へ降りる際にアマテラスが渡したものが【八咫鏡(やたのかがみ)】【草薙剣(くさなぎのつるぎ)】【八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)】
そうです!天皇が受け継ぐといわれる日本の3大神器です。 そんなニニギ一行を「先導します!」と先陣を切って名乗り出た神がいました。
その名も「サルタヒコ」。
アマテラスが岩戸に閉じこもった時に踊って活躍したアマノウズメもサルタヒコと一緒に先導チームへ。 ニニギ一行、まずは九州の高千穂へ降り立ったと言われています。
日本に降り立ってから、アマテラスが永久に鎮座する場所を求めてヤマトヒメが巡業を開始します。
ヤマトヒメを先導したのもまたサルタヒコでした。
サルタヒコは日本の地理に詳しかったのかな。
ヤマトヒメは八咫鏡をアマテラスのご神体として持ち歩き、旅をしました。
伊勢についたとき、アマテラスが「ココいいじゃん!」と言って伊勢に決まったのでした。
アマテラスは伊勢のことを『この神風の伊勢の国は常世の浪の重浪帰する国なり。傍国の可怜国なり。この国に居らむと欲ふ。』と言ったそう。伊勢の五十鈴川の川上に祠を立てたのが、伊勢神宮の始まりです。
意味は『神の風の吹く伊勢の国は常世の国(理想郷)からの波が打ち寄せる国。大和の美しい国。この国にいようと思う』です。 古事記
アマテラスのご飯係
伊勢に鎮座すると決めて、アマテラスが呼んだのがニニギと一緒に高千穂に来ていたトヨウケヒメ。彼女の作るご飯がいい!とのことで、トヨウケヒメも早速伊勢にきました。
多分、このトヨウケヒメはものすごく大事にされていたんでしょうね。
彼女が祀られているのが外宮となります。
アマテラスがいるのが内宮。
まとめ
出雲大社の国譲りの記事から見るとよくわかります。出雲に先に行って正解でした!
出雲の方が歴史が古いんですね。
伊勢神宮は通称であり、本当の名前は「神宮」。
もうこれだけで別格感。
ヤマトヒメやサルタヒコ達、アマテラスの家族も伊勢にはたくさん祀られています。
もう、伊勢には神様がいすぎる!!!
ただ回っても楽しくないので、歴史の背景を感じながら回るとロマンを感じられて楽しいです♪
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