長崎に潜伏キリシタン関連遺産を巡る旅に行ってきました。
日程の都合上、すべてを回ることはできませんでしたが、今後行く人の参考になればと思います。

タイムスケジュールは別の記事で紹介します。
私が巡ったキリシタン関連の記事をまとめました。

位置関係はこんな感じです

こう見ると、結構あちこち頑張って行きました!

世界遺産:平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)

平戸市の春日集落の棚田。その風景に圧巻。
風景ももちろん、キリシタンのお墓や当時の生活を感じることができます。

潜伏キリシタン関連世界遺産①感動の日本の原風景に出会える!キリシタンの里、春日の棚田に行ってきた

世界遺産:平戸の聖地と集落(中江ノ島)

こちらは見るだけで上陸不可の島。
聖地は聖地のまま、見るだけの世界遺産とは。素晴らしいです。

潜伏キリシタン関連遺産②中江の島を眺める

堂崎天主堂

五島列島、福江島の堂崎天主堂。
26聖人殉教者のひとり、五島ヨハネさんが眠る場所でもあります。

世界遺産じゃないけど堂崎天主堂に行ってきた!

世界遺産:江上天主堂

五島列島、奈留島の天主堂。
こんな田舎にこんなかわいい教会がぽつん。
十字架がない、手作り感のあるアットホームな教会でした。

潜伏キリシタン関連世界遺産③江上天主堂に行ってきた!

世界遺産:久賀島の集落

五島列島、久賀島。久賀島の集落という名の世界遺産ですが、実際にはこちらの旧五輪教会堂。
古民家風の変わった教会です。
こちらは中に入ることができました。

潜伏キリシタン関連世界遺産④古民家風教会!旧五輪教会堂へ

牢屋の窄記念教会堂

こちらも久賀島にありますが、世界遺産ではないようです。
しかし、悲しい歴史を知るために行く価値は絶対にあり。

禁教前最後の迫害現場!悲しすぎる歴史、牢屋の窄殉教記念教会

世界遺産:大浦天主堂

長崎のシンボル、大浦天主堂。
日本最古の教会であり、信徒発見の舞台の場所。
いやすごかった。ほんとすごかった。これぞ世界遺産て感じ。

潜伏キリシタン関連世界遺産⑤大浦天主堂に行ってきた

浦上天主堂

長崎市内、信徒の多い浦上地区に建てられた教会。
被爆の為再建され、世界遺産ではありませんが見に行く価値あり。
迫害に被爆に・・この地区の人たちはどれだけ戦ってきたのか。辛い歴史が垣間見えます。

悲しすぎる歴史。世界遺産にならなかった浦上天主堂

世界遺産:原城跡

島原市。天草四郎で有名な島原の乱の舞台。
ここも悲しすぎる場所です。
色々考えさせられます。

潜伏キリシタン関連遺産⑥島原の乱最後の舞台、原城跡

雲仙地獄

雲仙市です。
キリシタン達が拷問を受けた殉教地。

キリシタン達を苦しめた雲仙地獄に行ってきた

まとめ

全10か所。うち世界遺産は6か所回りました。
全部で12の構成遺産なのに、半分しか回れてないっ!!!

事前学習していってほんと良かった!事前学習おすすめ!!!

長崎に行く前に読んでおこう!潜伏キリシタンの悲しい歴史を漫画にしてまとめました①

 

もちろんほかの場所も回りたかった~
特に五島列島は制覇しておきたかったな。

今回は旅のテーマをキリシタンに絞って行きましたが、より理解が深まりとても良かったです。
ただ、どこも悲しく辛い過去を深堀りしていくので、後味はよくない・・

歴史とは裏腹にどこも景色がよく、海は綺麗ですごく良かった。

キリシタンをテーマにした映画、「沈黙-サイレンス-」も見ました。
とにかく報われずに悲しいまま終わる映画ですが、最後に主人公がいう言葉で

「人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」

というのがあるのですが、少しだけですが気持ちがわかる気がしました。
人間の非道さと自然の美しさのギャップがすごい。

3日間のキリシタンの旅はこれでおしまい
とにかく悲しく辛い歴史でした。
神に優越はないんですよね。人間が神に優越をつけるな、て感じでした。
政治がからむとろくなことになりませんね。

短期間に教会をみまくって、教会は少しお腹いっぱいw
少しずつゆっくり見れたらいいな~
残りの6か所は今後の宿題としてとっておきたいと思います。
行く機会があったらまたご報告します。

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